酵素の活性におけるユニットの意味

酵素の活性がどの程度であるのかということを示す単位として国際的な基準が定められており、ユニットがよく用いられます。定義上は至適条件とされる温度、酸性度の環境において単位時間あたりに基質を1マイクロモル変化させるのに必要な量となっており、値が大きいほど活性が低いということになります。
毎分あるいは毎時という単位時間を用いることが一般的であり、単離された酵素を用いてその至適条件を見出し、実測によってユニットを計算するというのが通常の方法です。
市販品を購入するという場合には単位体積あたりのユニットが明記されて品質保証が行われるようになっています。
しかし、ユニットを求めていくのは大変な作業であることに加えて直感的に理解がしにくいことから、実際に酵素活性についての議論を行う場合には比活性を利用することが多くなっているのも事実であり、同時に知っておくべきパラメーターです。
比活性は量あたりの反応速度として定義されるものであり、基質を反応させている速度と酵素の濃度を定量することによって簡単に計算され、比活性が高いほど酵素の活性が高いということになります。
こういった指標を用いて評価が行われるのが活性の特徴です。